通常人間の体温は36.5度程度が理想的とされていますが、近年、体温が35度前後しかない人が増えているようです。
このような人達は低体温症と呼ばれ、特に最近の若い人に多いようです。低体温症というと、長時間寒いところにさらされた際に体温が低下していき、最終的には死に至る症状ですが、近年使われる低体温症とはこの症状と異なり、慢性的に体温が低い状態を指しています。
人間の体は様々な化学反応が起こっており、特に酵素の役割が大きいとされています。この酵素の働きが一番活発なのが40度程度とされているために、人間の体温は36.5度前後が理想的なのです。従って、低体温症になるとこれらの反応が鈍り、基礎代謝が低下してしまうため、体の各部位の働きが鈍くなってしまいます。
判断能力の低下、運動能力の低下、免疫力の低下などを引き起こし、病気にもなりやすくなってしまいます。低体温症の原因として考えられているのは近年の生活習慣にあるようです。いつでもどこでも何でも食べられるようになり、夏場では冷たい飲み物や食べ物等を食べ、冬場には暖房を付けてアイスクリームや冷たい飲み物を飲んだり出来るようになりました。また、お風呂に入らずシャワーのみで生活するスタイルも増え、体温を低下させる原因の一つと考えられています。
また、無理なダイエット等も低体温症を引き起こす原因と考えられています。もしも自分の平熱が少し低いと感じるならば低体温症を疑いましょう。